【世界の都市伝説】父親の肉を喰ったサイコキラー!

サイコキラー エル・シルボン コロンビア 呪文
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都市伝説
画像: Konstantin Zamkov on flickr
これは南アメリカに位置するベネズエラとコロンビアから伝わる都市伝説です。ベネズエラ出身のエル・シルボンという男は、両親から甘やかされたため、わがままで傲慢な性格に育ちました。そればかりでなく、彼には人とは違った常軌を逸する凶暴な一面も覗かせていました。

ある日、エル・シルボンは鹿肉を食べたいと両親に言い出します。鹿肉などないことを父親が告げると、彼は怒り狂いながら激しく父親に詰め寄り口論となります。怒りの収まらない彼は、ナイフのようなもので父親の腹を何度も突き刺し、とうとう殺してしまいます。

肉を食べたい衝動が抑えきれないエル・シルボンはとんでもない行動に移ります。死んだ父親の身体を解体し、それを母親に渡して調理させたのです。夫の肉とも知らずに母親は料理を作りますが、さすがに異変に気付き、息子が夫を殺したことを知ります。

母親は夫の死を悲しみましたが、同時に息子の狂気の恐ろしさにも震えました。エル・シルボンを「悪魔の子」だと、母親は悟ります。母親は祖父に悪魔の子を退治してほしいと依頼します。祖父は、父親殺しの罰を与えるためにエル・シルボンを拘束します。
捕らえられたエル・シルボンは、鞭を何度も打たれ、気絶寸前になると、その傷口に唐辛子を塗られ悶絶します。それが何日も続き、ようやく解放されると、祖父は父親の骨が入った袋を彼に与えて、外へと放り出します。そして、餓えた野犬たちがエル・シルボンの姿を捉えます。

袋には腐った父親の人骨が入っています。餓えた野犬たちは、それを見逃さず、エル・シルボンに襲いかかります。逃げることもできず、野犬たちに噛み殺されようとする彼の前に、祖父は呪文を唱えます。それは、永遠にこの世を彷徨い続ける呪いの儀式でした。

こうしてエル・シルボンは永遠にこの世を彷徨いながら旅をしていると言われています。その肩には、自分が殺した父親の人骨入りの袋を抱えています。そして夜になると、目についた家に入り、袋から骨を取り出してひとつひとつ数え始めます。

エル・シルボンが骨を数え終わるまでに、家から追い出せれば、その家族は幸せが訪れると言います。しかし、すべての骨が数え終わってしまったら、その家の全員が彼の犠牲になって殺されるようです。

エル・シルボンが実在した人物で、殺人を犯したサイコキラーなのかはわかりません。しかし、ベネズエラとコロンビアでは現在でも語り継がれている都市伝説ではあるようです。真実はわかりませんが、『エル・シルボン』の都市伝説は、人殺しの末路を子供たちに教える教訓話なのかもしれません。

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