スコットランドの古城に隠された血痕!フレイザー城に幽霊!?

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怪談
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英国スコットランド北東部に位置するアバディーンシャー州にあるフレイザー城。

1575年にフレイザー家によって建造がはじまりますが、領主のマイケル・フレイザーが建設に様々な注文を出したため、完成は1636年にまで及ぶ一大プロジェクトとして建造されました。建設開始から約60年以上経って完成しますが、そこまで趣向を凝らしたのには理由がありました。

フレイザー城は、当時の建築でも最高度の技術で建造されます。外見は、雄大な平原に佇む孤城ですが、その内装は緻密で、豪華に装飾されています。

監視の仕掛け

一説には、秘密の階段や覗き穴、盗み聞きの仕掛けなどが施され、訪問者の言動はすべて筒抜けになるように設計されていると言われています。特に大広間に仕掛けられたレアーズ・ラグ(領主の耳)によって、会話は筒抜けであったとも伝えられています。

フレイザー城の完成に歳月を費やしたのは、こうした仕掛けを施すための時間と労力が必要だったのかもしれません。領主のマイケル・フレイザーは、よほど神経質だったのかもしれません。

幽霊の出現

またフレイザー城では、度々女性の幽霊が出現したという目撃情報もあります。伝説では「緑の間」で殺害された後、彼女の遺体は石の階段を引きずられ、階段にはべったりと血痕が付着したそうです。

洗い流そうとしましたが血は落ちず、木の羽目板で覆い隠されましたが、今も血痕は残っていると言われています。

近代様式

その後、フレイザー城は数回の改築がなされ、名門フレイザー家に後継者がいなかったため所有者が代わりました。そのため、17世紀以降のスコットランドの建築様式がふんだんに組み込まれた内装に変化しました。中世からビクトリア朝時代(1837年から1901年)、近代化の様式までが展開されています。

現在、フレイザー城は、スコットランドの歴史的建築物の保護を目的としたナショナル・トラストが所有しています。冠婚葬祭やイベントなど貸し出しはできるようです。もし、スコットランドの優雅な平原とちょっぴり怖い古城に興味があれば行かれてみてはいかがでしょうか。

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