【世界の都市伝説】黒魔術に呪われたインドの幽霊都市バーンガル砦

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2018/06/06
インド北部に位置するラージャスターン州は、太古よりインダス文明が栄えた地と知られ、その後もこの地域では様々な王朝が栄え、そして滅んだ場所です。ラージャスターン州のバーンガルという地域も中世に繁栄しましたが現在では廃墟となって誰も住んでいません。

バーンガルには貴重な建造物や寺院が建てられます。そのため現在では、遺跡の観光地と知られ、この一帯はバーンガル砦と呼ばれています。しかし、この一帯からは幽霊の目撃談が相次いでおり、バーンガルで一夜を過ごせば二度と帰れないという曰く付きの場所でもあります。

その話が事実かわかりませんが、インド政府は日没後に遺跡に滞在することを禁止しています。バーンガルの地は人も住めず、ゴーストタウンとして異様な雰囲気に包まれています。一説には、インドの最恐スポットとも言われてもいます。

バーンガル砦

バーンガルが最恐スポットと言われる由縁は、16世紀頃にこの地を治めていた王国の時代から続く呪いが原因と言われています。バーンガルは1570年代から栄え始め、砦や寺院が建てられます。

栄枯盛衰を繰り返した街ですが、この地を支配した王族を最後に、バーンガルは呪われた町として廃れていきます。

黒魔術の伝説

バーンガルの伝説によれば、絶世の美女とうたわれた姫がバーンガルの王国にいました。姫に結婚を申し込もうとする男性は大勢いましたが、ことごとく断られていきます。そんな中で、ひとりの位の高い王子が、姫に求婚します。しかし、姫はその王子が気に入らなかったのか、その結婚の申し入れを断ります。

それに怒った王子は何としても姫を自分のものにするために、黒魔術の力を借りることを思いつきます。黒魔術の力によって姫が自分に惚れるような薬を作ります。王子は黒魔術で惚れ薬を使い、姫の気を引こうとしました。しかし、姫は惚れ薬を見破り、怒りで薬を王子にぶちまけます。すると、王子は黒魔術の力によって命を落とします。

しかし王子は死の直前、宮殿に住む全員を呪い殺し、二度とこの世に生まれ変われないように、バーンガルの王国に黒魔術の呪いをかけたのです。それは死者の魂が永遠にバーンガルに止まり、二度と街が繁栄しないようにする呪いでもありました。

この伝説通りだとすれば、今もバーンガルで目撃される幽霊の正体は、その時に呪い殺された哀れな魂たちなのかもしれません。