【世界の都市伝説】親切な男性にはご用心!?『ブリーフケース』 (2/2)

アメリカ 殺人鬼 事件 ブリーフケース
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2018/06/25
都市伝説
修理が終わり、タイヤは元通りの状態になりました。お礼を告げる彼女に、男性はあるお願いをします。それは、自分を隣町まで乗せて貰いたいというものでした。

それくらいのお礼なら喜んで引き受けるところですが、今日は娘の誕生日パーティーがあるため準備をしなければなりません。辺りは日が暮れようとし、これから男性を車に乗せて隣町まで送ったらパーティーの準備ができなくなります。

男性はブリーフケースを後ろのトランクに積み、助席に乗り込もうとします。

彼女はドアを開ける男性を制し、どうしても今日は帰らなければならないと、事情を説明し謝ります。

男性は諦めたようで、その場に立ち尽くします。彼女は時間が差し迫っていたため、男性にお礼を言って、急いで車を走らせ、家に向かいました。

その夜、娘の誕生日パーティーの準備に間に合い、家族三人でお祝いできました。パーティーも終わり娘も寝付いた頃、妻は今日ショッピングモールで起こったことを夫に話します。

その話を聞いた夫は、ガレージに停車してある車のタイヤを確かめに行きます。スペアのタイヤを探そうと車のトランクを開けると、中から見たこともないブリーフケースが出てきました。

それは、タイヤを修理してくれた男性の物でした。車に乗車しようとした際に、トランクに閉まったブリーフケースです。どうやら妻は男性がブリーフケースを車の中に置いたことを知らずに、そのまま車を走らせていたのです。

夫は持ち主を調べるため、ブリーフケースの中身を調べることにします。妻の見ている前でブリーフケースを開けると、中から使い古された道具が出てきました。

その中身は、布切れ、ロープ、クロロホルム、遺体収納袋、アイスピックだけでした。

中身に呆然とする夫に、彼女は恐怖に震え崩れ落ち、すべてを理解しました。

これらのアイテムは、布切れに染みこませたクロロホルムで彼女を寝かせてロープで縛り、アイスピックで殺したうえ、遺体収納袋に詰めて処理をしようとした男性の正体を物語るものだったのです。おそらくアイスピックでタイヤをパンクさせたのでしょう。

これを知った夫婦は愕然とします。もし今日、娘の誕生日パーティーを催す計画が無く、タイヤの修理のお礼に男性を隣町まで乗車させていたら、彼女は確実に殺されていたことでしょう。
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