この結末を予想できるか!!ちょっとトリハダな都市伝説!?

トラブル ドライバー 追跡者
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2018/07/06
都市伝説
郊外に暮らす三十代の若い夫婦がいました。

ある日、久しぶりの友達と会うため、妻は一人で車を運転します。友達とは午後に外食する程度でしたが、それでも彼女は十分満足でした。

彼女が数人の友達とお店の中で話していると入り口から話し声が聞こえました。それは地元の警官たちの声でした。公務の休憩中、店に訪れたようで店員と立ち話をしています。

警官たちの話しによると、最近この近辺でドライバー同士のトラブルが多発しているというのです。乱暴な運転をしているのにもかかわらず、相手を逆恨みし、追い回す悪質なドライバーが目立つというのです。

偶然聞こえた警官たちの話しに彼女たちも興味を持ちます。しばらく彼女たちの会話はその話で持ちきりとなりました。

辺りは日も暮れはじめ、皆それぞれの車に乗り込み帰宅することにしました。彼女も自分の車に乗り込み、自宅に向かうため車を走らせます。

車を走らせた先に一台の車が前を走っていました。その車は遅い走行で、帰宅を急ぐ彼女をイライラさせます。高齢者の運転と思った彼女はその車を追い越し、道路の前に出ます。前方には他の車はなかったので彼女は車のスピードを上げて帰宅を急ぎました。
しばらくして彼女がバックミラーに目をやると、先ほどの車が彼女と同じスピードで走行しているのに気づきます。不審に思った彼女はスピードを上げて後ろの車との距離をとろうとします。すると後ろの車も同じようにスピードを上げて彼女の車に迫ってきたのです。

彼女は昼間の警官たちの話を思い出しました。ドライバー同士のトラブルが多発し、逆恨みするドライバーが問題視されているということでした。後ろの車も追い越したことで逆上して追い回していると、彼女は考えました。

とにかく早く家に辿り着くために彼女は猛スピードで車を走らせます。後ろの車もまたスピードを上げ、今度はクラクションまで鳴らすようになりました。それは前を走る彼女に向けての警告のようでした。

後ろの車に追跡される恐怖に彼女は車を停めようとも思いましたが、逆上した運転手が何をするかわからないため車を走らせるしかありませんでした。暴力や脅しも考えられるからです。

前を走る彼女に偶然にも警察のパトカーが見えました。スピード違反を取り締まるために待機していたのです。彼女は警官に助けを求めようとパトカーの方向に走りました。しかし、それでも後ろの車の追跡は止みません。

パトカーの前で車を停めた彼女は運転席から飛び出し、外で待機していた警官たちに助けを求めます。警官たちも事の重大さに気付き、彼女を追跡してくるドライバーに拳銃を向けます。

すると追跡していたドライバーは窓から叫びました。

「違う俺じゃない!彼女の車を調べるんだ!!」

ドライバーの言葉に彼女も警官たちも唖然とします。警官たちが彼女の車を調べようと後部座席の扉を開けます。すると車内から包丁を持った見知らぬ男が現れたのです。

実は、彼女が店で友達と話し込んでいた間に男が車内に侵入し、金目の物を盗もうとしたのです。しかし車内に現金はなく、男は彼女の自宅まで押し入ろうと計画を変更しました。彼女が車を走らせ、先程の車を追い越した時に、ドライバーから包丁を持った男の姿が映ったのです。

彼女は、自分が運転する車に見知らぬ男が侵入していたことに気付きませんでした。不審に思ったドライバーは彼女の車を追跡し、異変に気づいてもらうためにクラクションを鳴らしたのです。

追い越されたドライバーが車内の不審人物に気付かなければ、彼女は殺されていたことでしょう。