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2018/08/01
トリビア
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  • 「地球上の富の半分を持つ男」ハワード・ヒューズの悲劇!?

映画 航空機 ハワード・ヒューズ 強迫性障害 実業家
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航空産業

1935年、ヒューズ氏は航空事業に着手します。航空機製造会社を設立させ、1947年には、世界最大の機体を誇る航空機を完成させます。現在でもこれ以上大きな翼幅のある飛行機は製作されていないそうです。彼の会社が唯一製作しただけです。

また彼はパイロットとしても実績を残します。1938年には、当時の世界一周旅行の最速91時間を記録して話題となります。子供の頃からの憧れだった航空機の製作と操縦士の夢を叶えたヒューズ氏は、この頃が人生の絶頂だったのかもしれません。

1946年に、ヒューズ氏自らが製作に携わった航空機が操縦中に故障を起こし、不時着します。この事故で大怪我を負った彼に、もはや航空機への熱意は無くなっていました。

強迫性障害

この飛行機事故がヒューズ氏の人生に暗い影を落とします。飛行機事故によって負った傷を治療するため、危険な薬物に手を染め始めます。麻薬です。これが災いし、深刻な精神衰弱を起こし、また極度の強迫性障害に悩まされることとなります。

この強迫性障害とは一説に、映画撮影の事故で負った眼窩前頭皮質の損傷が、強迫性障害を引き起こしたとされています。強迫性障害の症状は、強い不快感や不安感が頭に生じ、強い苦痛を感じます。詳しい原因は現在でもわかっていませんが、度重なるストレスや事故と関係があるのかもしれません。

晩年には身体共に衰退し、麻薬にも溺れます。強迫性障害らしき行動として、極度に細菌を恐れるようになります。ラスベガスの有名ホテルを買収すると、完全無菌化されたホテルの一室に籠る生活を続けました。

細菌を恐れるあまり、肌が擦り切れるまで洗う行為を繰り返します。弱った肌は血まみれになるまで辞められませんでした。遂には、洗うという行為が一切できなくなり、身体は垢まみれで異臭を放つまでだったと言われています。

最期は、昏睡状態に陥り、治療のため自家用機で病院に向かいますが、その最中に息を引き取ります。70歳でその波乱な人生の幕を閉じたのです。
ヒューズ氏は、「地球上の富の半分を持つ男」と言われるほどの億万長者となり、自身の野望を叶えた成功者でした。同時に、病にも苦しめられ、最期は悲しい結末でした。しかし、生前に達成した偉業や業績は廃れることはないでしょう。

彼の業績のひとつに、ハワード・ヒューズ医学研究所の設立があります。非営利のこの医学研究機関は、生物学・医学分野を専攻する大学生に資金を援助する目的もあり、また医学の発展に大きな貢献を残しています。

破天荒なヒューズ氏の人生でしたが、その功績は今も息づいているようです。
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