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2018/08/17
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  • すべてを見通す地獄の賢人オロバス!?神の秘密を知る悪魔!?

悪魔 オロバス ゴエティア グリモア―ル 魔術
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17世紀に書かれたとされる『ゴエティア』は、魔術の指南書としてヨーロッパ全土に伝わったグリモア―ルです。グリモア―ルとは、魔術や召喚する悪魔や精霊の名前と能力が書かれた魔術書の総称です。奥義書、魔導書、黒本とも呼ばれています。

グリモア―ルには、願いを叶えてもらうために精霊や悪魔を召喚させる方法から魔法陣の書き方、図解などの説明が記されています。この『ゴエティア』には、72の悪魔の名前と地獄での階級や能力が記されていました。

その中で賢人とも呼ばれる悪魔がオロバスです。オロバスは馬の姿をした悪魔とされていますが、人間によって召喚された際は、人間の胴体に頭部が馬という容姿で現れます。

またオロバスは他の悪魔たちとは違い、非常に人間に誠実で、とても悪魔とは思えないほど良心的な一面があります。悪魔というのは、ずる賢く、時に人間を騙す傾向にありますが、オロバスにはそれは全くありません。それどころか人間に地位や名誉を授ける力もあります。

この悪魔の特殊能力は予知であり、過去、現在、未来を見通す能力に長け、世界のはじまりから終わりまでを知る悪魔とも言われています。召喚者が望めば、神の本質や秘密なども答えてくれるそうです。答えられない質問はオロバスにはありません。

それ故に、オロバスは悪魔の賢人とも呼ばれています。その能力を活かして、地獄の20の軍を率いる軍団長でもあることから文武両道に長けた悪魔と言えるでしょう。

一説には、オロバスは元々天使であり、地獄に堕ちた堕天使という伝説もあります。そのため、神の秘密や真実を知っているとされています。その真偽はわかりませんが、味方に付けると頼もしい悪魔ではあるようです。
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