悪魔の子を宿す夢の使者!?サキュバスとインキュバス

悪魔 サキュバス インキュバス
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2018/08/22
スピリチュアル
サキュバスは女性の姿をした悪魔で、インキュバスは男性の姿をした悪魔です。どちらも異性の夢の中に出現しては性行為を繰り返す夢魔とされています。伝承によれば、悪魔との性行為は健康や精神を害する恐れがあり、場合によっては死をもたらすともいわれます。

サキュバスは美しい女性の容姿をしていますが、鳥のような爪と蛇の尻尾を備えています。またインキュバスは、逞しい男性として女性の前に現れますが、時にはコウモリに化けることもできます。いずれにしても、その正体は醜い怪物といわれます。

サキュバスとインキュバスは、異性の人間を誘惑するために、その標的の理想とする異性に変身し、服を着ずに半裸で夢の中に現れます。標的にされた異性が拒否できないように仕向ける為です。 サキュバスは、眠っている人間の男性に近づいて精液を吸い取り、インキュバスは寝ている人間の女性に精液を注ぎ込ませ、悪魔の子を妊娠させようとします。一説には悪魔に生殖能力がないため、男性から奪った精液を女性に注いで妊娠させているといわれます。

19世紀に出版された『悪魔の辞典』によれば、悪魔と人間の間で生まれた混血児をカンビオンと呼びます。カンビオンは魔神の子供とされ、家に不吉なことが起こると笑いだすといった悪魔的な資質も備わった子供といえるでしょう。

ヨーロッパのある伝承によれば、枕元に小皿一杯の牛乳を置くと、サキュバスが精液と間違えて持っていくという魔除けの風習があるそうです。

また中世ヨーロッパでは、父親不明の私生児を妊娠した女性、あるいは望まぬ子どもを孕んだ女性たちは、インキュバスの仕業と叫び、不倫や不貞行為の言い訳に使われたそうです。

これでは悪魔が人間を利用して妊娠させているのか、それとも人間が悪魔を利用して不貞行為の言い訳に使っているのかわかりません。いつの時代も人間の都合のいいように解釈されているようにも思われます。