365日を支配するアブラクサス!!呪術の語源となった悪魔!?(2/2)

アブラクサス 悪魔 呪術 エジプト神話 グノーシス派

画像:numerologysign on flickr

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グノーシス派がミトラ教に興味を示したのは、インド占星術と数秘術でした。太陽・月・小惑星などの天体の動きを観測する占星術は西洋ばかりでなく、インドでも発展していました。また運命や宿命を占う数秘術もグノーシス派にとって魅力的だったのです。

アブラクサスはキリスト教のなかでは悪魔とする位置づけですが、グノーシス派では天界に属する天使として崇めました。そこには彼らグノーシス派の教義と一致するものがあったからです。それが数秘術です。

ギリシャ語で書かれたアブラクサスの名前を数秘術で変換すると365という数字になります。これは一年を表す数字と一致し、この世の真理を読み解く糸口と考えられました。

グノーシス派ではアブラクサスが物質の世界を創造した支配者とされました。のちに、アイオーンとも呼ばれ、「永遠」を象徴する存在となったのです。ただし、これはグノーシス派内だけの話であり、本家キリスト教は認めていません。

また一説には、アブラクサスは童話などで見られる呪文「アブラカダブラ」の語源とも言われています。これは占星術や数秘術などの神秘性を持つアブラクサスの名を呪文の一部に使ったとされる説です。
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