死を司る邪眼のサリエル!!月の秘密を知る大天使!?(2/2)

サリエル 邪眼 天使 看守 魔術

画像:akshay moon on flickr

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月と魔術

堕天使とする解釈には、サリエルの能力のひとつである邪眼も関係します。邪眼とは、見つめるだけで相手を不幸にし、死を与える魔力のことです。サリエルは邪眼を使って人間を死に至らすのではないかと恐れられ、堕天使とする見方もあるようです。

ちなみに、この邪眼などの能力は、のちの魔術に大きな影響を与えます。古代人は月に魔力があると考え、そこから魔術の研究が進められていったのです。

サリエルを堕天使とする見方には、月の魔力の秘密を人間に教えたことで、神の怒りを買ったとして、堕天使になったとも言われます。

大天使サリエル

サリエルの象徴は鍵です。これには死者を天国・地獄に導く役目からイメージされたものですが、一説には魔術との関係を示唆しているとも言えるでしょう。

堕天使の汚名を着せられたサリエルですが、実際は神に仕える大天使とする記述がほとんどです。医療の能力に秀でていたサリエルは仲間の天使を助けます。また仲間の天使が堕天使へと落ちた際には、血の涙を流して悔しがったとも伝わります。

神がサリエルに絶対の信頼を寄せていたからこそ、こうした役目を任せたともいえるでしょう。伝承では、サリエルの名を記した護符は、その他の邪眼から身を守る力があるとされました。時の教皇が邪眼対策に護符の発布を命じたとも言われます。

堕天使と言われようと、サリエルは英雄として神に仕える大天使といえるのではないでしょうか。
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