娘を連れてきてくれてありがとう・・・夜にヒッチハイカーを乗せてはいけない!!

アメリカ 実話怪談
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2018/08/31
怪談

ある日、仕事帰りの男性が帰宅を急いで車を走らせていました。時計は深夜に差し掛かっていました。男性が走っている場所は街からだいぶ離れた郊外だったこともあり、外を出歩く者は皆無でした。

しばらく車を走らせているとひとりの女性が道の端で親指を立ててサインをしています。これはヒッチハイカーが、車を呼び止める際の合図でした。他に誰も人もおらず、困っている様子から、男性は女性のヒッチハイカーに声をかけました。

事情を聞くと、そのヒッチハイカーは、この先にある家族に会いに行くと言います。男性は深夜の遅い時間に女性が家族のもとに帰るなど不思議に思いましたが、何か事情があるとみて車に乗せて送っていくことにしました。
彼女は後ろのシートに座ったところで車を走らせます。男性の行先と同じ方向ということもあって話は弾み、この場所の思い出話などをしました。
しかし、しばらくして彼女は静かになります。疲れて眠ってしまったと思った男性は、そのまま車を走らせることにしました。

車は彼女の家に無事到着し、男性が後ろを振り向いて彼女に声をかけようとすると、そこに彼女の姿はありませんでした。車から降りた形跡もなければ、彼女の荷物も消えていました。

男性は車から降りてその家のチャイムを押します。玄関からは中年の男性が出てきました。運転手は中年の男性に、ここまでの経緯を説明しました。
すると、中年の男性は目に涙を浮かべてこう語ります。

「娘はちょうど一年前の今日、亡くなりました。娘を連れてきてくれてありがとう」

その男性は彼女の父親でした。車に乗せたヒッチハイカーは、死んだ娘の幽霊だったのです。

これはアメリカでは有名な都市伝説のひとつです。ヒッチハイカーの多い国らしい都市伝説ですが、こうした話は古今東西から囁かれており、馬車などで移動していた時代からありました。

日本でも場所を限定した霊園近くで、家族のもとに帰ろうとする幽霊が、タクシーに乗り込み、いつの間にか姿を消すという怪談があります。