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2018/09/05
実話怪談
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  • 【実話怪談】深夜の訪問者に幼い子供!?「間違えた部屋」

子供 殺人 訪問者 マンション
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俺はある大手の企業に十年以上務め、それなりのキャリアを積んできました。同じ年に入社した者たちのの中では俺が一番出世し、今では大きなプロジェクトを任されるまでになりました。仕事の成功のため、毎日深夜に帰宅する日々でした。

ある日、深夜に帰宅した俺は、簡単にサワーを浴びてベットに横になりました。明日は大事な商談日でしたので、祖の打ち合わせでいつも以上に疲れていました。うとうとと眠りに入ろうとしたその時、扉を叩く音が部屋中に響き渡りました。

俺の住んでいる中層マンションにはオートロック機能が設備されていました。インターホンを押せば、映像で外の来訪者と通話できるシステムです。怪しい訪問者はこれで避けられます。しかし今、訪れようとする者は、扉を拳で叩いていました。

俺は無視しようとしましたが、相手はしつこく扉を叩き続けます。扉を叩く音と一緒に、扉を開けてくれるように懇願する相手の声も聞こえました。それは子供の声でした。

その子供は男の子らしく、扉の真ん中あたりを叩き続けました。インターホンに手の届かないほどの小さな子供だと察した私は、仕方なく玄関の扉を開けることにしました。

そこには5歳ほどの男の子が私の部屋の前にいました。疲れていた俺は大人気もなく怒鳴ってしまいました。

「うるさい、何時だと思っているんだ!子供は寝る時間だろ!」

「ママを返してよ。居るんでしょ、おじさんの友達と!」

男の子は訴えるように叫びました。俺には子供もいなければ、妻もいません。またこの子供にも見覚えはありませんでした。誰かと勘違いしていると思った俺は、無視して扉を閉めることにしました。どこの誰かもわからない子供に大切な睡眠時間を削られるのはもったいないと思たからです。

しかし、その男の子は扉に掴みかかって放そうとはしませんでした。

「ママを返せ!ママを返せ!」

あまりにうるさく抵抗するので俺はそばにあったペットボトルを子供に投げつけました。一瞬、子供が扉から手を放した隙に扉を閉めました。しばらく男の子は扉を叩き続けましたが、疲れたのか次第に力は弱まり、遂に気配もなくなっていました。
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