安産の守護神は子を喰らう夜叉だった!?鬼子母神の悲劇!(2/2)

守護神 夜叉 鬼子母神 安産

画像:rui barros on flickr

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釈迦は彼らが最も溺愛していた子供のピンガラ(嬪伽羅)を隠します。すると彼女は半狂乱となって子供を捜します。しかし、子供は見つからず、遂に釈迦に助けを求めたのです。

釈迦は「五百人いる子供もうち、ひとりを失っただけでもこれだけ悲しいのだから、ひとりしかいない子供を失った母親の苦しみはどうであろうか」と言って彼女を諭します。さらに釈迦は、人々に悪事を行うことを辞めれば、ピンガラを戻すことを約束します。

彼女は釈迦の教に従って悪事を辞め、無事にピンガラを返してもらいました。それ以後、彼女は仏法に帰依し、安産や子育ての守護神となりました。インドでは子供の無病息災や幸福を願って、鬼子母神を祀るようになったといいます。

ちなみに、彼女が他の家の子供を襲った理由は諸説あります。有力説としては、前世で産気づいた際、近くの僧侶たちに助けてもらえず、子供を死なせてしまったことが原因といわれます。これを恨んだ彼女は、夜叉として転生し、他の子供たちを喰らうようになったと伝わります。

彼女は釈迦によっては改心し、インドの人々に崇められるようになります。それが日本に伝わって、現在の鬼子母神信仰に繋がって行くのです。
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