世界の終わりに暴れ狂うと予言された悪魔はイギリスでは守護神だった!?

ロンドン 予言 聖書 悪魔 ゴグ
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2018/09/18
スピリチュアル
一言で悪魔といってもその伝承には様々な違いがあります。今回紹介するゴグは、聖書では巨人の悪魔とされていますが、イギリス(ブリテン島)に伝わるゴグは同一の存在でありながらロンドンを守る巨人として扱われるという稀有な存在です。

聖書では、ゴグは神に逆らう存在として悪魔と位置づけています。新約聖書の『ヨハネの黙示録』では、世界の終末に悪魔が解放され、ゴグは世界を攻めると記されているからです。最期は神の裁きによって滅ぼされる結末ではありますが、ゴグが反キリストの象徴であることは間違いないでしょう。

しかし、聖書とは別にイギリス(ブリテン島)ではゴグを守護神として祀る伝承が残されています。約300年頃、ローマ帝国の皇帝に君臨したディオクレティアヌスの娘が夫殺しの罪でブリテン島に流されます。

娘はブリテン島の悪魔と結ばれて妻となります。悪魔の妻となった娘は、巨人の悪魔ゴグとマゴグの兄弟を産みます。ゴグには兄弟がいたとする説がありますが、詳しいことはわかっていません。

ゴグとマゴグは捕虜として捕らえられます。その後、兄弟は改心したかのように宮廷の衛兵として働き、以後ロンドンの守護神となったという伝説があります。

その伝説もあってか十五世紀のイングランド王ヘンリー5世の時代からゴグとマゴグの銅像も建てられます。その銅像は現在でもロンドン市庁の場所に佇んでいます。