実話怪談、トイレの落書に返事を書き込んだばっかりに...。

実話怪談
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怪談
画像: Jim Kelly on flickr

公園のトイレの落書

これは、ある会社員の男性が体験した話です。

その男性は会社の飲み会で、かなりの量の酒を飲んでいました。終電を逃してしまいタクシーで帰路につきましたが、途中で尿意を催し、自宅前の公園でタクシーを降りました。

公園のトイレは個室と小便器が4つほどありました。明かりも点いており、公園のトイレにしては綺麗に掃除されていました。

男性が用を済ませて洗面台に向かおうとしたその時、壁に何か書かれている事に気づきます。それは黒く細い字で

「さびしいよ」

と、一言だけ書かれていました。誰かの落書きしたものでした。

男性は酔っていたこともあり、胸ポケットからボールペンを取り出して「どうしたの?○○(自分の名前)とあそぼ!!」と返事を書き添えました。

財布をわすれて...。

翌朝、目を覚ました男性は財布がないことに気づきました。タクシーを降りた後に失くしたことを思い出し、帰りに寄ったあの公園に向かいました。トイレの中を見渡すと、洗面台の端に財布が置いてありました。

男性はほっと肩をなでおろし、帰ろうとトイレを出ようとしたその時、壁に書かれていたあのいたずら書きに目が止まりました。そこには昨日書き込んだメッセージに対する返事が既に書き込まれていました。

壁には

「暗いところに閉じ込められてる」

と書かれていました。

トイレの落書に返事?

男性はもうすでに返事が書き込まれていることに驚きました。それに、「暗いところに閉じ込められてる」とはどういう意味なのでしょう?

好奇心にかられた男性はその場で

「どうすればいいの?」

と返事を書き込んでみました。

翌日、謎の相手から返事の書き込みがありました。そこには

「トイレの外にある大きな石をどけて!!」

と書かれていました。
 
出典:エンタメウス

男性がトイレの周りを探すと、裏に膝丈ほどの大きさの石が草むらに放置してありました。石は細長く、先端が地面に食い込んでいました。

男性は、ほんの少しだけ石を前方に倒してみました。

再びトイレ内に戻った男性は壁に

「どけたよ」

とだけ書き込みました。男性はその後、しばらくこのことを忘れていました。

数日後...。

数日後、男性に異変が起こります。仕事を終えて自宅に帰宅すると、自宅の扉に

「これからはいつもそばにいるよ○○さん」

という謎のメッセージが書き込まれていました。

男性は直感で、これが公園のトイレの壁に書き込んだ者と同一の人物であるとわかりました。

その後、男性は何かに重くのしかかったような感覚が続きました。それは、朝起きた時から続き、そのせいで会社ではミスを連発し、遂には塞ぎこむようになります。

その後、異変に気付いた友人たちが、男性を有名な霊媒師のところに連れて行きます。その霊媒師によると、男性は悪霊に憑りつかれているというのです。それは強い悪霊でこのまま放っておけば死に至ると言います。

男性はここ最近起きた奇妙なメッセージと公園の石のことを話します。それに霊媒師は頷きます。

「それが原因だよ。悪霊を封じ込めていた石を倒したからだ。このままだと、悪霊は死ぬまでアンタに憑き続けるよ」

霊媒師の除霊により男性は元の生活に戻れました。

しかし、なぜ公園にあのような石があったのかは未だにわかっていません。

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