【都市伝説】「かごめかごめ」は福島に伝わる降霊術「地蔵憑き」の名残!?

童謡
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2018/11/13
都市伝説

その物悲しいメロディのせいか、はたまた不気味な歌詞のせいか、数々の都市伝説を生んできた日本童話「かごめかごめ」。この有名すぎる童謡を調べ直していくと、面白いネタにたどり着きました。

「かごめかごめ」は降霊術の一種

「かごめかごめ」は降霊術の儀式の名残りなのではないか、という説があります。降霊術、つまりイタコがやるような死者と会話をするためにその霊を自分に憑依させるアレです。

福島の風習「地蔵憑け」

福島県では、お地蔵様を使った降霊術「地蔵憑け」をかつて行っていたエリアがあったそうです。もしかしたら、未だに行われているかもしれません。

地蔵憑けは縁談や病い、失せ物などを占う儀式で、簡単にいうと、地蔵を人に取り憑かせて「縁談はうまくいくか?」「失せ物はどこにあるか?」など質問をして問題を解決する儀式です。通常、儀式は女性が行います。5〜10人ほどが1人の家に集まり、円陣を作くります。円陣の中央には憑代(憑依させる人)を座らせ、みんなで呪文を唱えます。すると憑代に地蔵が取り憑くので、地蔵と会話を試みます。

この儀式は時に子供たちが「遊び」で行うこともあり、その遊びは「地蔵遊び」と呼ばれるそうです。円陣を作りその中央に人を置く遊び、「かごめかごめ」に非常に似ていますね。
 
出典:和の素敵

地蔵憑けには子供が適していると言われる地域や女であるべきという地域などありますが、女が憑代になるケースが多いようです。地蔵憑けと呼ばれるくらいなので、地蔵が必要なのかというと必ずしもそうではないようで、地蔵ななくでもOKという場合も、地蔵をどこかから借りてこないといけない、という場合もあるそうです。

では、実際に地蔵憑けとはどんな儀式だったのか、詳しく説明しようと思います。

地蔵憑けの儀式

まず、村を守る地蔵を持ってきて、憑代となる子供を目隠しをした状態で、地蔵と向かい合うように座らせます。憑代には笹の枝などを手に持たされます。そして憑代と地蔵を大人たち数人が取り囲み呪文(歌といってもいいかもしれません)を唱えます。

呪文は

「ナム地蔵大菩薩 オイノリモウセバ天マデトドク ナム地蔵大菩薩・・・」



「物教へにござつたか地蔵さま 遊びにござつたか」

など地域によりばらつきがありますが、呪文を唱えて5分もすると、憑代の握っていた笹が震えだします。これが地蔵が憑いた合図で、質問をしていきます。

この地蔵憑き、「かごめかごめ」に非常によく似ています。地蔵憑きの儀式の名残りが「かごめかごめ」である、といわれて納得できる人は多いのではないでしょうか。特に、いつの時代も子供(時に女性)は、占いが大好きです。こっくりさんも動物霊などを取り憑かせて占いをする遊びですが、この手の遊びの代表格ではないでしょうか。

「遊び」という言葉、今では単に遊ぶことを指しますが、昔は「神遊び」といって、神前の前で歌舞を奏することを意味しました。「かごめかごめ」も神遊びのひとつだったのかもしれません。

ただ一つ気になることがあります。

「地蔵憑き」で憑代には一体「何が」憑くのでしょうか?

参考サイト:
ぼくと、むじなと、ラフカディオ
YAHOO!ブログ
お話歳時記