天空の城ラピュタの都市伝説!!幻のエンディングはテレビ局の都合で作られた!?

ジブリ アニメ 天空の城ラピュタ
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2018/11/26
都市伝説
1986年に公開された映画『天空の城ラピュタ』。宮崎駿監督の長編アニメ映画として知られるこの作品は、架空の19世紀後半のヨーロッパを舞台に、少女シータと少年パズーの冒険を描いています。

政府に追われるシータと、彼女を助け出そうと奮闘するパズー。やがて2人は、その昔に圧倒的な科学力で地上を支配していた空中都市ラピュタの存在を知ります。ラピュタの謎に迫ろうとする彼らですが、その前には巨大な敵が立ちはだかります。

ジブリ映画を代表する『天空の城ラピュタ』ですが、この物語にはもう一つのエンディングがテレビで放映されたとして、ネットなどで話題となっています。

幻のエンディングがテレビ放映された!?

通常のエンディングでは、パズーとシータが仲間たちと別れた後、宙を舞うラピュタを背景にスタッフロールが流れます。しかし、テレビ放映されたある金曜ロードショーの回で、通常と異なるエンディングが一回だけ流れたというのです。

その幻のエンディングでは、パズーとシータは抱き合ったあと、シータは故郷に戻ります。元の生活に戻ったシータは水牛たちの世話をして生活を送っていました。そこにパズーが飛行機を飛ばしてシータの家に訪れるというところで物語は終わります。

多くの視聴者が見たというこの幻のエンディングですが、不思議なことにすべて静止画だったといいます。

テレビ局の都合から生まれたエンディング!?

この幻のエンディングはテレビ局側の番組制作上の都合によって作られたという話があります。

テレビ局では2時間にも及ぶ大作映画をテレビで放映する場合、あらかじめ決められた時間内に収めるため、場面をカットすることがあります。しかも昔のテレビ局は放送時間を厳しく規定されていました。ちなみに『天空の城ラピュタ』の上映時間は124分でした。

この時のテレビ放映ではエンディングを縮めて時間内に本編を収めようとしたのでしょう。そこでテレビ局側は、本編で使われたシーンを編集して短縮したエンディングを作成したと考えられます。

エンディングは本編のシーンと関連イラストから抜粋して作られています。そのシーンが、

・ラピュタ崩壊直前にシータとパズーが抱き合うシーン
・シータが故郷で水牛の世話をしている回想シーン
・ラピュタ崩壊直後、凧に乗るシータとパズーのシーン
・パズーが飛行機に乗ってシータの故郷を訪れるイラスト

これらの静止画のシーンを背景にスタッフロールが流れます。通常と異なるエンディングだったため、視聴者の記憶に強く残ったのでしょう。それが現在でも幻のエンディングとして語り継がれているのです。

パズーが飛行機に乗ってシータを迎えに行くイラストです。
出典:NAVERまとめ

小説版で描かれたラスト

実は『天空の城ラピュタ』には小説版が出版されています。小説版には映画では描かれなかった続きが描かれています。

シータとパズーは自分たちの故郷に帰ってそれぞれの暮らしに戻ります。半年後、パズーからの手紙がシータに届きます。そこには、作りかけの飛行機が完成したらシータのもとへ会い行くという内容が書かれていました。

小説版ではそこで物語は終わるようで、2人が再会したことは書かれていません。しかし、先ほどのイラストにもあるように、パズーは手作りの飛行機を完成させ、シーターのもとを訪れます。

このラストは小説版だけで、映画には描かれていません。しかし、テレビ局側が時間短縮のために放映した幻のエンディングとほぼ同じ内容だということがわかります。

テレビ局側が小説版のラストを参考にしたのかわかりませんが、ラストの2人の再会は視聴者の願いに答えるように作られたのかもしれません。

参考サイト:
都市伝説の館
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