北センチネル島に入ってはならない!!未接触部族による殺人は国際問題か!?

インド 北センチネル島 センチネル族 先住民族
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2018/12/12
超常現象・怪奇事件

世界で唯一、文明社会から孤立した民族!!

まずはこちらをご覧ください。
出典:YouTube

インド東部のアンダマン・ニコバル諸島に位置する北センチネル島。この島に住むのが、先住民のセンチネル族です。外部からの接触を拒み続ける彼らは、調査団の侵入を許しません。島へと足を踏み入れようとする者は、弓矢で攻撃されます。

センチネル族たちは、文明社会から取り残され、独自の文化や社会を形成しています。未だに、高度な文明と断絶している民族は、世界中で彼らだけではないでしょうか。

インドはおろか、アンダマン・ニコバル諸島の住人ですら、彼らの島に入ることは許されません。

しかし20018年11月、冒険家を自称するアメリカ人の宣教師が、島に侵入して殺害されるという事件が発生しました。

謎多きセンチネル族

北センチネル島は、インド領のアンダマン・ニコバル諸島の1つに数えられます。島の面積約70平方キロほどで、自然豊かな島となります。この島に住むセンチネル族は、外部との接触を断っているため、その詳細も明らかとなっていません。

そのため、彼らに関する情報は不確かなものばかりです。島の人口は30以上から400人ともいわれています。衣服は着用せず、狩猟採集で暮らしているため、まるで石器時代を思わせる生活様式を続けているという憶測も流れています。

彼らは、強い警戒心と攻撃的な性格とされ、縄張り意識も強い傾向にあるとみられています。また彼ら特有の言語や文字を使用しているのかも定かではなく、宗教も不明とされています。

インド政府はこれまで何度も、彼らとの交渉を試みましたが、攻撃を受けるだけで断念せざる負えませんでした。結局、政府は北センチネル島の上陸を禁止しています。彼らに近づくことは誰にもできません。

しかし、彼らとコンタクトを試みようとした人物がいました。それが、アメリカ人宣教師のアレン・チャウ氏(27歳)です。
 
出典:North Sentinel Island

遺体を回収できない異常事態!!

2018年11月14日アメリカ人のアレン・チャウ氏は、センチネル島への侵入を試みました。彼は宣教師として北センチネル島に布教活動を目的に向かったとも報道されます。

彼は、5人の漁師を雇って船を出してもらい島に上陸。彼らへの贈り物として、はさみ、安全ピン、サッカーボールを持って行ったそうです。

16日の夜、彼はしばらく島に滞在することを決意し、待機していた漁師たちに戻るように指示します。その時に、日誌のようなものを漁師たちに預けます。

「親切な人もいるが、何人かは非常に攻撃的」
「私は丁寧に接しているつもりだが、なぜか彼らは怒っている。理解できない」

など、センチネル族との交流が記されていました。友好関係を築けそうな雰囲気に、長期滞在を考えたようですが、彼はセンチネル族を甘く見ていました。

17日朝に、先住民らが彼の遺体を浜に埋めているところを漁師たちが目撃します。その時、彼が殺害されことがわかりました。

政府は彼の遺体を回収しようと試みます。しかし、センチネル族が攻撃する可能性もあるため、難しい状況となっています。ヘリや船で島に近づくと、武装したセンチネル族5、6人が浜辺で見張りをしていることがわかりました。

センチネル族による事件!!

センチネル族が侵入者を殺した事件はこれが初めてではありません。2006年にも事件がありました。2人の漁師が船で眠っていると、いつの間にか北センチネル島に漂着。怒ったセンチネル族は2人を殺害します。

政府は遺体の回収にヘリコプターで着陸を試みますが、弓矢による攻撃を受け、遺体の回収を断念しました。

国際問題になりかねない事件!?

2006年の事件は地元の漁師が被害者でしたが、今回のアメリカ人殺害は国際問題になる可能性もあります。インド政府としては、是が非でも遺体を回収しなければなりません。

様々に思案しているようですが、言葉も通じない相手を説得させ、遺体を回収させるのは至難の業のようです。今のところ国際問題になっていませんが、長引けばインドとアメリカの国交に大きな歪みが出るのは間違いないでしょう。

参考サイト:
Buzz Feed.com
ナショナルジオグラフィック
edamame