丑三つ時に心霊スポットへ行ってはいけない!?地縛霊に遭遇した実話怪談!!

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怪談
画像: James Case on flickr

魔のカーブ

阿蘇山山頂に向かうルートはいくつもあります。そのほとんどが、急なカーブの連発です。また冬季のカルデラは、早朝や夜の寒暖差で濃霧が発生しやすくなるのが特徴です。

急なカーブの連発に、濃霧の条件が加われば、そのルートは大変危険な「魔のカーブ」へと変貌します。路面が凍結すればその危険性は益々高まるでしょう。

地元の人は、冬季の夜間や濃霧のことを知っているため、決して山頂に向かおうとはしません。それほど危険で、事故あどが起こりやすい場所なのです。

仲間と星を見に行く!!

冬のある日、私は夕方から友人宅で仲間たちと飲み会をしていました。お酒も入っていい気分となり、時計の針が23時を指したころ、一人の友人がベランダに出ます。

「おいっ!!空がめっちゃキレイやぞ!今日は星が満天だ!」

その日の空はとても澄んでいて、夜更けで明かりが少なかったことも幸いし、満天の星が見えていました。皆、楽しい時間を過ごしていました。すると、一人の友人がおもむろに呼びかけます。

「もっとキレイに見える場所に行くか…」

その日集まっていたメンバーの中には、一人だけお酒が全く飲めない人がいました。その人に車の運転をさせて、近辺で一番星空がきれいに見える場所までドライブすることになったのです。

場所は「草千里」。ここは阿蘇山の中央火口丘のひとつです。阿蘇山に来る観光客が立ち寄る有名スポットです。私たちは車内で談笑しながら草千里に向かいました。
 
出典:キロクマ

血だらけの地縛霊

山頂付近の草千里に着いたとき、雲一つない満天の星が私たちを迎えてくれました。30分から1時間ほど、寝そべって星空を眺めていました。

時計が1時半を過ぎたころ、私たちは帰ることにしました。その時は何も思わず帰路につきました。何ヵ所かのカーブを通り過ぎ、地元の人が地下水を汲みに来る場所のカーブを曲がった時です。

後部座席の左側に座って外を眺めていると、血だらけの顔のスーツを着た男性の姿が私の目に飛び込んできました。自分でも何を見たのかしばらくは呆然としていました。

見間違いだったのだろう、人に見える岩肌だったのだろう、そう必死に思うことにしました。

下を向き、目を強く閉じ、自分は何も見ていない、と強く念じました。あまりの恐怖から他の友人たちには伏せておくことにしました。

後になって、あのカーブに地縛霊がいるという噂を耳にしました。数年前に、カーブを曲がり切れなかった車が横転し、運転手が死んだというのです。車は大破し、遺体の損傷も酷く、肉片が道に散らばって回収が困難だったといいます。

私が見た血まみれのサラリーマンは、その男性の幽霊に間違いと確信しました。

草木も眠る丑三つ時

今思い返してみれば、その時間帯がよくなかったのでしょう。深夜1時から3時までは、いわゆる「丑三つ時」です。

その時間帯は、「草木も眠る丑三つ時」と言われ、古くから魔物や幽霊といった魑魅魍魎が彷徨う時間帯として知られています。ちょうどその時間に、あの事故現場に車を走らせていました。

もしかすると、丑三つ時に心霊スポットや怨念の強い場所に出向くと、地縛霊など見てはいけないものが見えてしまうかもしれません。

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