ふざけて遊んではいけない!肩たたきゲームは絶対に試すな!!

ゲーム 幽霊
107 views
2019/01/08
怪談

肩たたきゲーム

あれは忘れもしない、私が小学6年生の時のことです。

その日は雨が降っていて、友達A子と、男子2人、4人でA子の家で遊ぶことになりました。

最初はだらだらとみんなそれぞれ漫画を読んだりしていたのですが、やがて飽きはじめ、男子の1人が「肩たたきゲーム」をやろうと言い出しました。

みんな騒ぐものの、そのゲームを知っているのはその男子だけでした。ルールは簡単です。

・参加人数は4人
・四角い部屋で行う
・部屋を暗くする
・スタート時、4人は部屋の隅にそれぞれ立つ
・1人が壁沿いに歩き、前にいる人の背中をたたく
・やめる時は末尾が9回周ったときだけ

背中をたたかれた人間は壁づたいに歩き、前にいる人の背中を叩きます。それを続けて、みんなで部屋を周る遊びです。9回周った最後の人が、明かりをつけて辞めます。

誰かがそこに現れる!!

最初にルールを聞いた時、「肩たたきゲーム」の何が面白いのか、私はすぐに理解できませんでした。賢かったA子が気づき、教えてくれました。

4人では部屋をグルグルと周れません。4人目が背中を叩かれて向かう先は、最初に歩き出した人の空いた隅になります。5人いて、初めて部屋をグルグルと周れるのです。

しかし時に、4人でも周れるときがあるのだという話でした。それが、誰かがそこに現れる、ということです。
 
出典:シャギログ

ゲーム開始

A子がカーテンを閉め、部屋の電気を消し、皆それぞれ部屋の四隅に立つと、あっという間に「肩たたきゲーム」は始まりました。

A子の部屋は6畳ほどだったと思います。誰からスタートしたのかはわかりませんでした。私の前にはA子がいました。私は薄暗い部屋の隅で、A子の背中を見つめながら、自分の背中がたたかれるのをじっと待ちました。

やがて私は「ポン」と背中をたたかれました。反射的に私は前のA子へと壁づたいに歩きだし、A子の背中を軽くたたきました。そしてA子が壁づたいに歩いていくと「あっ」と小さく声を漏らしたのを聴きました。

終わらないゲーム!!

これでゲームは終わったんだ、と私はホッとしました。その時です。「ポン」と私は背中を叩かれたのです。私はとっさに壁づたいに歩きだしていました。

何が起こっているのかきちんと理解する前に、私はA子の背中を「ポン」とたたきました。しばらくすると、また私は背中を叩かれました。私は機械的に壁づたいに歩き、A子の背中を再びたたきました。

私は、誰かのいたずらかな、と思いました。ゆっくりあたりの足元を目配せしてみると、みんなそれぞれ歩いているようでした。

そう、みんな歩いていたのです。知らない誰かも含めて。

必死に何かをこらえている少女

私は怖くて泣くのをじっと堪えました。背中を叩かれては、そのたびに黙って歩き、A子の背中を「ポン」と叩きました。9周目はとうに過ぎているくらい、私たちはみな黙って部屋をグルグルと周っていました。

「もういい!」

突然目の前のA子が壁を叩きました。その瞬間明かりが点きました。私はみんなの足元を見渡しました。足は4人分。一緒に周っていたはずの誰かはいないようでした。

私は目の前のA子へ顔を上げました。A子と目を合わせてホッとしたと思いきや、A子の視線は私の後ろにありました。振り向くと、何かをガマンしたような表情を浮かべた少女の顔が私のすぐ背後にありました。

背格好は私と同じくらい。必死に何かをこらえたような、つらそうな顔でした。私はその後、意識を失いました。

姿を消したA子

どういう経緯で行ったのかは覚えていませんが、私は病院のベッドにいました。入院はせずに帰ったのを覚えています。

次の日、学校へ行きましたが、A子は休みました。その次の日も。A子はそのまま1週間ほど学校を休むと、転校してしまったのです。

あれ以来、あの部屋にいた男子たちと、肩たたきゲームのことを話すことはありません。A子とも会っていません。

その後、あの肩たたきゲームが「スクエア」という降霊術であることを知りました。私たちが呼び出したのは少女の幽霊だったのです。少女が何をガマンしていたかはわかりませんが、強制的に降霊術で呼ばれたことに怒りを持っていたのかもしれません。

あの少女はA子に何をしたのでしょうか。それは今もわからないままです。