空から肉が降ってきた!?ケンタッキー肉の雨事件の真相に迫る!!

生肉 ハゲワシ ケンタッキー肉の雨事件
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2019/01/17
超常現象・怪奇事件

ケンタッキー肉の雨事件

アメリカ・ケンタッキー州バス郡で突如として降ってきた謎の肉片。91×46メートルの狭い範囲にのみ集中的に赤身の肉片が数分間に渡って降ってきます。

当時、空から降ってきた肉片を恐れずに食べた者もいました。その肉は羊肉や鹿肉のような歯ごたえだった、と証言する者もいました。また人によっては熊の肉と答えた者もいたそうです。

この肉片は回収されてアメリカの各研究所で分析されます。そのひとつ、ニューアーク科学協会で分析したところ、この肉片は馬もしくは人の幼児の肺組織とほとんど同じであることがわかりました。

また詳しい分析によると、送られたの肉片は、肺組織、筋肉、軟骨の各肉の部位であることが判明しました。

しかし、空から肉が降ってきた謎は依然としてわかりませんでした。その後、この事件は人々の間から忘れ去られてしまいます。事件が動き出したのは、それからしばらく経った頃でした。

ハゲワシによる犯行説

トランシルヴァニア大学の美術教授Kurt Gohde氏がケンタッキー州に引っ越してきます。彼はこの地で起こったこの怪奇現象に興味を持ちました。そこから大学に残されていた事件の資料を探し出します。

彼は、肉片を分析した資料とその肉片と思われる写真を発見します。それは、黄色い液体に浸った肉片が小さな瓶に収められている写真でした。それは空から降ってきた肉片で間違いありませんでした。

この事件では、多くの大学や研究機関が、その肉片の分析を試みました。トランシルヴァニア大学でも調査依頼があったのです。

その資料には、肉片の分析結果と共に、事件の真相も書かれていました。それによると、ハゲワシによる偶然の出来事だったことがわかっていました。
 
出典:GIGAZINE

ハゲワシの胃から出た肉片!?

ハゲワシは肉食動物で、羊肉や鹿肉も食べます。ハゲワシの胃袋は、腐った肉でも腹を壊すことなく、頑丈にできています。

またハゲワシの特徴として、濃い胃酸が挙げられます。通常、胃袋に入った肉は胃液によって分解されます。胃液には、タンパク質分子の結合を切断する胃酸の働きがあります。

この胃酸の濃度が異常に高いのがハゲワシです。ハゲワシの胃酸は、金属を溶かすほど強烈なため、消化する能力に長けています。

厳しい自然界では、獲物を捕獲できる保障はありません。そのため、次々に獲物を腹に詰め込む習性がハゲワシにはあるようです。

通常であれば、腹の膨らんだハゲワシは胃の消化を待つのですが、何かの理由でその場を飛び立たねばならなかったのでしょう。その時、体重を軽くするため、飛行中に食べた肉を空中で吐き出します。

これが、空から肉の雨が降った怪奇現象の真相でした。

忘れられた事件が怪奇現象と扱われる!!

ケンタッキー肉の雨事件が発生してから、科学者たちの調べて真相は導き出されました。しかし、すでにこの事件は人々の関心を呼ばず、事件そのものが忘れ去られていました。真相を発表する機会がなかったのです。

しかし、奇妙なこの怪事件は人々の記憶の片隅に残っており、真相を知らされていない人々からは、未解決事件として記憶に残ってしまったのです。

謎に満ちたケンタッキー肉の雨事件ですが、人々の関心が無くなったことから、事件は怪奇現象として扱われるようになったのです。

参考サイト:
GIGAZINE
ログミー
Wikipedia
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