人気漫画『キングダム』に登場するか!?始皇帝は徐福に騙される!!

漫画 キングダム 始皇帝 徐福
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2019/01/23
都市伝説

イメージと違いすぎる秦王

熱い展開で大人気の漫画『キングダム』。主人公の一人、秦王、政は高い理想を持つ人物として描かれています。

しかし現実の秦の始皇帝といえば、万里の長城や陵墓といった大規模な事業で人々を苦しめた暴君として伝えられています。物語と史実では大きな隔たりがあるようです。

そんな始皇帝は、不老不死を願っていた人物でもありました。そこに目を付けたのが、徐福です。

歴史書・史記によると、徐福は占いや医学、錬金術などに長けた人物でした。ある時、始皇帝に不老不死の仙薬を献上すると言って取り入ります。

「東方のはるか海上3つの神山があり、仙人が住んでいます。そこへ仙薬を取りに行くので渡航させてください」

と申し出たというのです。

徐福に騙される始皇帝!?

『キングダム』の政ならば、不老不死の仙薬と聞いても、作り話だと鼻で笑い飛ばすかもしれませんが、史記の始皇帝は違います。

その話に大喜びした始皇帝は、若い男女3000人、五穀の種子、沢山の技術者、財宝を徐福に託します。

しかし、徐福はそのまま戻ってくることはありませんでした。広い平地と湿地とされる「平原広沢」を手に入れ、その地で徐福は王となった、と史記には残されています。始皇帝は徐福に騙されてしまったのです。

徐福は東方へ向かって旅立ち、姿をくらまします。今から2200年ほど前で、ちょうど日本が縄文時代から弥生時代へと移り変わったくらいの時期となります。

それは、中国大陸から日本に稲作が伝わった時期と重なります。
 
出典:Ameba

徐福が辿り着いた先は日本!?

一説には、徐福が手に入れたという「平原広沢」は日本ではないかと言われています。実は、日本には徐福にまつわる伝説がたくさん残されているのです。

青森から鹿児島まで、幅広い範囲です。そのなかでも特に有名な場所は、現在の三重県熊野市波田須(はすだ)町です。そこでは、徐福がこの地に辿り着いたという伝説が残されています。

波田須に住むことにした徐福は姓を「秦」と変え、読みを波田須から取って「ハタ」にしました。農耕や焼物、製鉄、医学などを伝えたとされています。

この地では、徐福が持参したという、すり鉢が神社に祀られています。また、この地域では秦の時代の貨幣が出土したという情報もあります。隣接の新宮市では、徐福の墓まで伝えられているのです。

中国統一を目指す『キングダム』ですが、物語の流れから、徐福が登場する日は来るのでしょうか?

今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。

参考サイト:
徐福伝説
古代史の扉
熊野の説話
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