キューリー夫人も放射線被曝!?放射能実験キットが販売されてた!?

キューリー夫人 放射能 実験キッド
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2019/01/24
都市伝説

放射性物質に魅せられたキュリー夫人の生涯

キュリー夫人と夫のピエール・キュリーは、ポロニウムとラジウムを発見します。のちのレントゲン検査や放射線治療などへの貢献は、非常に大きいものがあります。

しかし、放射性物質が発見された当時、その危険性はまったく認識されていませんでした。

キュリー夫人も放射性物質の危険性を認識していませんでした。ポロニウムとラジウムを小瓶に入れて持ち歩き、研究中も放射能から身を守るような服は、着用しなかったと言われています。

その後、キュリー夫人は1934年7月4日に66歳で急死します。

死因は、再生不良性貧血という病気でした。これは骨髄の造血幹細胞が減少し、血液中の血球が激減する病気です。長年に渡る研究のため、放射線被曝していたことが原因ではないかと言われています。

研究ノートは放射能まみれ!?

キュリー夫人の自宅は1978年まで、キュリー財団等が使用していました。しかし、のちに放射性物質の危険性が発覚します。1991年に除染作業が行われるまで、政府の監視下に置かれていました。

歴史的な発見をしたキュリー夫人の貴重な研究ノートは、現在フランス国立図書館に保管されています。

しかし、そのノートや衣服、家具等全てが放射能まみれとなっていました。半減期の間、それらは鉛の箱の中で管理されないと危険な状態だったのです。

実験キットに歯磨き粉!?放射線物質入り商品!!

当時人々は、暗いところでぼんやり光を放つ放射性物質は、幸せをもたらす魔法の物質、と考えていました。なぜなら、放射性物質を使った新たな治療法が、次々と開発されるような時代だったからです。

のちに放射線物質の危険性は認識されるようになります。しかし、それ以前は魔法の物質として扱われていたのです。

その時代、放射性物質は様々な製品に使われていきます。欧米では普通に放射性物質入りの製品が販売されていました。

1945年にドイツで販売されていたラジウム入りの歯磨き粉。これにはラジウムに含まれる放射能が歯と歯茎を強くする、という信じられないような能書きが書いていました。

また1931年から数年間ドイツ近隣で販売されていたラジウム入りのチョコレート。これには若返り効果があるという宣伝文句があったそうです。

遂には、子供向けの放射能実験キットが発売されます。この実験キットには、ウラン鉱石が入っていたそうです。この商品はアメリカで1951年から1970年代まで売られていたといいます。
 
出典:カラパイア

研究に蝕まれたキュリー夫人

キュリー夫人の生涯は、自分の研究によって身体が蝕まれ、死に至ったのはなんとも皮肉な話です。しかし、世界中にもたらした恩恵は限りなく大きいと言えるでしょう。

前述したキュリー夫人の研究ノートは、フランス国立図書館で見られます。彼女の功績を称えたいという人は、フランスを訪れた際にぜひ実物を確かめてみてはいかがでしょうか。

ただし、免責同意書にサインをした上で防護服を着て取り扱いをする必要があります。

参考サイト:
カラパイア
現代ビジネス
Wikipedia
GigaziNE
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