月経が女性を狂わせる!?攻撃的な症状PMDDで殺意が芽生える!?

月経 PMDD
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トリビア
画像: nicolee.camacho on flickr
女性が子供を産む上で必要不可欠な月経。

毎月訪れるそれは喜ばしいことではありますが、人によっては悪夢でもあるのです。

今回は、女性を狂わすこともある月経について紹介します。

生理前に起る重度の気分障害

下腹部痛や片頭痛、便秘や下痢、吐き気。気分的にはイライラしたり落ち込んだりと、月経のある女性の80%が経験しているPMS(月経前症候群)。

これは生理が始まれば治まるため、あまり気にしない人も多いようです。20年ほど前までは「気のせい」で済まされていたようです。

しかし、「気のせい」では済まされない女性達もいるのです。PMSを経験する80%の内、5%の女性に表れる精神症状があります。それがPMDD(月経前不快気分障害)です。

PMDDとは、時に自我を失い自殺や殺人まで犯してしまう恐ろしいものなのです。
 
出典:NPR

自分では抑えられない攻撃症状

普段は温厚な女性が、いきなり見せる怒りの感情。些細なことでカッとなり、誰かれ構わず捲し立てます。それだけでは収まらずに殺意まで芽生えるのが、このPMDD症状の恐ろしいところです。

傍にいる人はあまりの豹変ぶりに驚き戸惑うことでしょう。例えるならば、いきなり悪魔に憑りつかれたかのような感じになるのです。顔つきまで変わり、とても正常な人間の目をしていません。

そのため、このPMDDが日本で知られるようになった10年ほど前までは精神病のひとつとされていました。抗不安薬の薬漬けにされたり、精神病棟に入院させられた方もいたそうです。

攻撃性は自分にも向く!?

そして最も怖いのが希死念慮(きしねんりょ)です。病や人間関係などの解決の難しい問題から逃れるため、自ら死を選択してしまう自殺願望の一種です。

PMDDの攻撃性は他人にのみ向くわけではなく、自分にも襲い掛かります。絶えず過去に経験した嫌なことが記憶として鮮明に蘇ってくる場合もあるのです。

そして自分はこの世にいてはいけない存在だと強く思ってしまうのです。そうなると、考えるのは死ぬことばかりになり、自殺衝動が起こるわけです。

突発的な子殺しはPMDDが原因だともいわれている

本来、PMDDの症状は生理が始まる直前がピークで、生理が始まると悪魔が離れたように平常心を取り戻します。原因である女性ホルモンが落ち着くからです。

しかし、出産を終えたばかりの女性はホルモンが安定しません。育児に追われているので自分の精神の変調に気づかない場合があります。なんらかのはずみで、タガが外れてしまう恐れもあるでしょう。

子殺しの母親のほとんどはその瞬間のことをほとんど覚えていないと言います。それは嘘ではありません。このPMDDのもっとも恐ろしいところは、「離人症」といって自我がなくなってしまうところです。

以上のように、とても怖い症状のPMDDですが、治療をすれば良くなります。女性ホルモンの変動が原因ですから、今のところはピルを服用しての治療が有効とされています。

参考サイト:
ヘルスケア大学
PMSのお悩み解決!

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