「訪れる前には、ノックしなさい」怪談和尚こと三木大雲が語る怪談!!

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怪談
画像: Mónica Xu on flickr
京都の蓮久寺(れんきゅうじ)の住職である三木大雲(だいうん)和尚。三木和尚は、怪談をベースに法華経を絡めた説法をする独自のスタイルで人気を博しています。自ら怪談和尚と名乗って怪談イベントにも出演しています。

関西テレビの人気番組『怪談グランプリ』にも出演。そこで優勝、準優勝という優秀な成績を残します。今後の活躍が期待される異色の住職なのです。

今回は、2018年8月13日にOAされたMBSラジオ『北野誠の茶屋町怪談2018』で三木大雲和尚が語った、心霊スポット好きなの大学生が体験した怪談話を紹介します。

心霊スポット好きな大学生

三木住職の知り合いに怪談話や心霊スポット巡りを趣味とする大学生がいました。

ある夏の日、その大学生から三木住職は相談を持ち掛けられます。それは、心霊スポットを一緒に夜巡りたい、という話でした。そこは関西で屈指の心霊スポットとして有名な場所でした。

その学生は、知り合いや友達を誘っても誰も一緒には来てもらえませんでした。そこで、三木住職に話を持ち掛けたわけです。

目的は心霊スポットに行って、写メを撮ることでした。そこに映るであろう心霊現象や幽霊の姿を写真に収めて、探し出すのが、彼の楽しみのひとつだったようです。

「三木住職、一緒に行ってくれませんか?」

住職は心霊スポット巡りに難色を示します。心霊スポットを訪れるならば、昼間そこへ行ってあいさつをしないといけない、という理由で、その話を断ります。

結局、彼は一人で心霊スポットに向かいます。そこで100枚近くの写メを撮って、自宅のアパートに帰っていきました。

自宅で起こった超常現象

深夜、自宅のアパートに帰った彼は、さっそく写メを眺めることにします。幽霊の顔やオーブが映り込んでいないか、チャックし始めたのです。

しばらくして、どこからともなくコンコンと叩く音が部屋に響き渡ります。それは、人が部屋に入るときにするノックの音のようでしたが、玄関の扉からではありませんでした。耳を澄ませると、その音源はベランダからでした。

彼は一人暮らしで、アパートの三階に住んでいます。ベランダからノックの音がするはずありません。すぐに確かめましたが、やはりベランダのドアは閉まったままで、そこには誰もいませんでした。

少しおかしいと思った彼は、テレビの画面を点けたまま、再び写メを見ることにしました。

すると、またノックの音が部屋に響きます。今度は玄関からでした。ドアを開けますが、そこには誰もいません。用心のために、今度はドアに鍵をかけ、チェーンを引っかけて部屋の中に戻ります。

そこで彼は、ベランダ側のカーテンが揺れていることに気づきます。カーテンを引くと、ベランダのドアが全開になっていました。

さすがに怖いと思った彼は、ふとテレビの方に目を向けます。するとテレビの画面は、いつの間にか、勝手に消えていたのです。

勝手に動くエアコン!!

深夜2時。恐怖を感じた彼は、日が昇るまでの4時間をなんとか乗り切ろうとします。そこで、自分のベットに潜り込み、朝まで耐えようとします。

しかし、布団に潜り込んでも、夏場の暑さには我慢できません。だんだん熱くなった彼は、布団の中からエアコンのリモコンを探そうとします。しかし、いつもの場所にリモコンはありませんでした。

彼が布団の外を覗くと、いつの間にか部屋の電気はすべて消えていました。しばらくすると、聞きなれた電子音が彼の耳に届きます。何者かがエアコンのスイッチを入れたのです。

そのエアコンは、いつの間にか暖房に切り替わっていました。布団の中はさらに熱くなります。それは、彼を布団の外に追い出そうとしているようにも思われました。

再びノックする音が部屋に響きます。しかしその音は、ベランダでも、玄関の扉からでもない場所から聞こえてきました。その音は、彼がいるベットの下から響く音でした。何者かがベットの下に潜り込んでいたのです。

恐怖に駆られた彼は、布団を跳ね上げて、右足をベットから降ろします。その瞬間、ベットの下から手が出てきて、右足首を掴みます。

彼は、そのまま何物かを引きずりながら、玄関ドアのチェーンと鍵を外し、外へ飛び出していきます。
 
出典:都市伝説図書館

三木住職の予知夢

彼がアパートを飛び出したちょうどその頃、三木住職は気になって、その大学生の自宅近くまで来ていました。そこに、泣きながら走ってくる彼と合流し、そのまま寺に連れて保護します。

翌日、彼と一緒にアパートの部屋に戻りますが、そこは何の気配もありませんでした。

住職いわく、その幽霊が言いたかったことは、心霊スポットに行く際は挨拶しろ、という意味で何物かが彼の部屋を訪れたのではないか、と推測します。

―――訪れる前には、ノックしなさい―――

そうしたメッセージが込められていると、三木住職は言います。

その後、住職自らがその心霊スポットに足を運んでお経をあげます。

三木住職には、予知夢に似た力があるそうです。夢の中で見たその人の光景があまりにリアルで、また目が覚めても事細かに覚えている時、その人に良からぬことが起こる前兆だというのです。

この時も、夢の中の出来事が鮮明に覚えていたため、彼の様子が気になったそうです。

参考サイト:
YouTube

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