「俺、16歳までしか生きられないんだ」中山市朗がラジオで語った呪いの怪談!!(2ページ目)

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画像: Blondinrikard Fröberg on flickr

墓参りは絶対ダメ!!

Kさんは都会に出て、大学に通ったのちに、結婚します。数年後に帰省すると、仲間たちが歓迎会を開いてくれました。その時に、ヨシキ君のお姉さんと再会します。

ヨシキ君が16歳の誕生日前日に亡くなったことが気掛かりだったKさんは、お墓参りをしてもいいかと、お姉さんにお願いします。

「お墓参りはダメ!!」

お姉さんは血相を変えて、強い口調で拒否します。その態度にKさんは驚きます。

その代わりにお姉さんは、家に来て仏壇と位牌に手を合わせてください、とKさんに提案するのです。歓迎会の帰りに、Kさんはお姉さんの車に乗ってヨシキ君の家に向かいました。

一族の呪い

出典:廃墟ちゃんねるブログ

ヨシキ君が暮らしていた集落に辿り着くと、周りに家の明かりは一つもありません。不思議に思ってKさんは、お姉さんに訊ねます。

「この集落は、私の本家を中心にした分家の人たちが住んでいたのよ。今は全員死に絶えたわ・・・」

今、この集落に住んでいるのは、ヨシキ君のお姉さんただ一人だけでした。昔、Kさんと一緒にこの集落からスクールバスに乗り込んでいた子供たちは皆、死に絶えていたのです。

お姉さんに仏間を案内されます。仏壇の前にはいくつもの位牌があり、ヨシキ君の位牌もそこにありました。Kさんは、お線香あげて、黙とうします。
居間に通されて座るKさんに、お姉さんは先ほどの無礼を詫びてきました。

「お墓は一族以外、入ってはいけないという決まりがあるのよ」

お姉さんは、Kさんに一族の呪いとヨシキ君の死の真相を語ってくれました。

お姉さんによると、この家の初代の悪エ門からはじまる呪いが原因だと言います。初代は、悪いことばかりしていたため、悪エ門という異名が付けられます。そして、一族共々生まれ故郷を追い出され、この山に辿り着きます。

この地を独占したかった悪エ門は、元々いた村人を追い出します。それが、すべてのはじまりでした。

悪エ門には、姉と弟の2人の子供がいました。その弟は16歳を前にして自殺します。姉は婿を取って子供を授かりました。そこで生まれてきた2人の子供は、同じように姉弟でした。

すると、その弟もまた16歳を前にして変死します。そして、姉が婿を取るのですが、生まれた2人の子供もまた姉弟だったのです。それが代々繰り返されていきました。

やがて4代目が、代々姉弟ばなり生まれ、その弟が16歳を前に亡くなるという現象に疑問を持ちます。4代目が調べると、家の裏山からおびただしい数の人骨が出てきました。

それは初代の悪エ門が、前の村人たちを殺して、ここに埋めたのではないかと、4代目は考えます。

4代目は、人骨を供養するために供養塔を建立し、その隣に自分たちの代々の墓も建てました。そこから、一族以外は墓に入ってはならないという決まりができました。

供養もむなしく、4代目も16歳を前に死んでしまいます。そして、現在のお姉さんとヨシキ君の代まで、この呪いは続いたというわけです。

ヨシキ君の変死

出典:ブログ

ヨシキ君は家の玄関前で、泥だらけの姿て凍死していた、とお姉さんは言います。それも、指に泥が食い込み、爪も剥がれているという奇妙な状況で発見されました。

その後の調べで、家の裏山には掘り返された跡がありました。ヨシキ君が死の直前まで、裏山で何かを掘り起こしていたことがわかりました。

おそらくヨシキ君は、生きるために、自分の運命を決定づける原因を探ろうとしたのではないか、とお姉さんは言います。ヨシキ君がその原因を探れたのかはわかりません。結局、家の玄関前で力尽きて凍死してしまったのです。

ヨシキ君の死んだ直後に、両親も後を追うようにして亡くなります。その頃には、分家もすべて死に絶えたため、集落にはお姉さんが残っただけとなりました。

お姉さんも一度は結婚しましたが、旦那は脳溢血で死亡します。また、子宮がんを患い、子宮を摘出したため、子供が生めない身体となりました。もう子供は産めません。この一族は滅びることになりました。

そして、お姉さんの癌は転移し、もう長くはないといいます。Kさんが都会に戻ってから数ヶ月経った頃、お姉さんは亡くなります。そして、廃村となって、ある年の集中豪雨で、村は山津波で完全に姿を消しました。

Kさんは、今もお姉さんの最期の言葉が忘れられないと言います。

「Kさん、祟りはね、7代続くの・・・ヨシキが7代目なよ。その後、一家は全滅するのよ・・・」

参考サイト:
YouTube

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