阪神淡路大震災の不思議な話!!件の予言!!助けてくれた友人は既に死んでいた!?(2ページ目)

実話怪談
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本当にあった怖い話
画像: DFID - UK Department for International Development

件(くだん)の予言

出典:にんじ報告

阪神淡路大震災が発生した直後、被災地に向かった自衛隊の隊員が経験した話です。

被災地の余りの惨状に言葉も無い中、作業をしていると、急に霧が立ち籠みます。視界を塞ぐほどの濃い霧に包まれ、動けない状態となりました。隊員たちは困惑します。

すると、霧の中から妙な音楽が流れて来ました。隊員たちが音の方へ進むと、霧の中から何物かが隊員たちに向かってくるのがわかりました。それは歩くというより、ふらふら踊っているようにも見えたそうです。

それは女性のようで、赤い振袖を揺らして向かってきます。これは精神錯乱状態の人かもしれないから救助しなくては、と思って隊員たちは近づきました。

しかし、それは人間ではありませんでした。顔は人間で体は牛という奇妙な生き物だったのです。赤い振袖姿で二足歩行する生き物に隊員たちは理解できず、立ち尽くしてしまいます。

異常事態に気付いた古参の隊員が、

「逃げろ!走れ!」

と隊員たちに向かって怒鳴りました。我に返った彼らはその場を全速力で離れます。

隊員たちが出合った奇妙な生き物は、「件(くだん)」と呼ばれる妖怪ではないかと噂されます。件は大きな災いが起こる前に現れる妖怪です。大地震や津波、戦争などの前触れを予言する能力を持っていると言われます。

江戸時代にも飢饉や大震災、大津波の際に現れたとする記録もあります。件は頭が人間で体が牛という説からも、隊員達が目撃した生き物は件の可能性があるでしょう。

件は、大きな災いの直前に現れ、災いが実際に起こると同時に砕け溶けるようにして消滅するそうです。阪神淡路大震災の時も、地震が来る前に目撃情報が幾つかあったそうです。

関東大震災と第二次大戦の敗戦の時も多数目撃されています。政府は日中戦争時から件の調査を始めたとする話もあるほどです。件の的中確率は100%とされ、その予言から逃れることはできません。

隊員たちが遭遇した件は、災いが起こった後、溶けて消滅しようとする姿だったのかもしれません。

助けてくれたKさん

スナックで働いていた男性Aさん。震災直後には、その場にいた同僚Kさんと一緒に、倒れてきた戸棚の下敷きとなり、その下の隙間に閉じ込められてしまいます。

Aさんは大声で叫びます。すると、Kさんの、

「大丈夫だ!!」という声が聞こえてきました。

声は出せましたが、二人共そこから出られない状態でした。あまりの急な出来事に、地震が起きたことすら気づいておらず、自分たちが閉じ込められている状態も理解できませんでした。

室内の電気が消えた真っ暗闇の寒い中で、二人はずっと話していました。時折、頭上から人が呼びかける声は聞こえてきましたが、彼らが大声を出しても気づかれませんでした。助けに来た人の声も遠のいてしまいました。

かなりの時間が経った頃、Kさんは痛みに耐えられず、騒ぎ出します。

「痛い!痛い!!助けてくれ!!」

怪我した脚が痛み出したのです。Aさんがどんなに励ましてもKさんの叫びは収まらず、声はどんどん大きくなり、やがて悲鳴に変わっていきました。

「ぎゃあ!!うおおおお!!!」

真っ暗で寒く、狭いところに数時間も閉じ込められていたAさんにも限界が近づいていました。Kさんの悲鳴にイライラしたAさんは、

「やかましいわ!!」

と自分の胸元にいるKさんの口をふさぎました。その時、Aさんは叫んでいるはずのKさんの唇が動いていないことに気付きました。それでもKさんの声だけは確かに聞こえるのです。

その後、2人は瓦礫の下から発見され、引き上げられました。救助されるまでAさんは泣いていましたが、Kさんは目を閉じていました。2人は別々の救急車で搬送されました。

それからしばらくして、Kさんの両親がAさんの病室に訪れます。そして、Aさんには思いもよらぬ真実を告げたのです。

「首の骨を折って即死だったそうだから、苦しい思いはしてないみたいです。それだけが救いですね」

のちに、救助した人たちによると、Aさんの居場所が判明できたのは、瓦礫の下から聞こえた叫び声だったと言います。

Aさんは大きな声など出していません。それは既に死んでいたKさんの声だったとはしばらくは言えなかったそうです。

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