「怪談王2019 関東大会」優勝者はナナフシギの大赤見展彦さん(2ページ目)

イベント 取材
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潜入取材
画像: “最恐”怪談師決定戦
出典:怪談王公式Twitter
(※いたこ28号さん、萬屋千絵さんはリザーブマッチ参戦のため登場)

予選

怪談を披露する順番はくじで決められます。トップバッターは、アゲインのノリさんです。劇場帰りに遭遇した奇妙な実体験を語りました。その話術に会場を恐怖の渦に巻き込みます。


次に登場したのは疋田紗也さん。スピリチュアルアイドルとして活動する彼女は、学生時代の幽霊体験を語りました。

3番目に登場したのは、志月かなでさんです。第2回怪談王で優勝、また先日行われた「怪談最恐女子」を決める大会で、怪談クイーンに輝きました。落ち着いた雰囲気ながら観客は徐々に彼女の怪談に引き込まれていきました。

XXCLUB(チョメチョメクラブ)の大島育宙さんは、ある少女が経験した壮絶なストーカー被害について語りました。淡々と語るなかにも、異常な人間の恐さが滲んでくる怪談でした。

5番目の星野戦慄さんは、大会直前に行われたリザーブマッチに勝利し、予選に出場した強者です。鳥取で宿泊した青年たちの身に起こった悲劇の怪談を披露。静かな語りでありながら、徐々に背筋を凍り付かせるような語りでした。

次に登場したのは、ホタテーズの川口英之さん。実体験を淡々と語る怪談には、審査員からも定評がありました。山口綾子さんは、事務所のマネージャーが体験した幽霊話を披露しました。

8番目は都市ボーイズの、はやせやすひろさんです。怪談グランプリ2017で優勝する強者です。人間の恐さを語る怪談(通称:ヒト怖)を披露。母親から聞いたという霊能者の復讐劇の話でした。緊迫する場面を語るはやせさんの目は、まるで何者かに憑りつかれたかのような迫力がありました。

予選の最後に登場したのはナナフシギの大赤見展彦さんです。恨みを持った女性の生霊にまつわる怪談を披露。抜群の構成力と淀みのない語りに、観客は引き寄せられていきます。

投票の結果、本選に駒を進めたのは、大赤見展彦さん(1位)、はやせやすひろさん(2位)、山口綾子さん(3位)、志月かなでさん(4位)、星野戦慄さん(5位)です。

本選

関東大会本選は5位から順に怪談を披露します。ルールは予選と同じです。

最初に登場した星野戦慄さんは、実家の奇妙な風習にまつわる怪談を披露しました。星野さんのある行動から恐ろしい出来事に巻き込まれるという話です。

志月かなでさんは、昭和20年代にあった色恋にまつわる怪談を語りました。卓越した語りに、観客は魅入っていました。山口綾子さんが語ったのは、海辺で遭遇したお婆さんの怪談話。構成から語りの技術まで、一分の隙もないほど練り込まれた怪談に場内は圧倒されていました。

4番目は都市ボーイズのはやせさんです。予選と同じようにヒト怖話を披露。学生時代に勤めていた肉屋の実体験を語りました。「本当に怖いのは人間」ということがまざまざと感じられる怪談でした。

大トリを飾ったのは、大赤見展彦さん。心霊スポットにまつわる怪談は、緻密な構成とリズミカルな話術に観客は見入っていました。

投票の結果、星野戦慄さん(5位)、山口綾子さん(4位)、志月かなでさん(3位)、はやせやすひろさん(2位)、そして見事、優勝に輝いたのは大赤見展彦さんでした。

インタビュー

優勝した大赤見展彦さんに、イベント終了後、お話を伺いました。このインタビュー記事については、次回掲載を予定しています。


【関東大会プロデューサー:山口敏太郎/事務局・統括ディレクター:水野岳彦(中日新聞社)】

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