「怪談王 関東大会」優勝者の大赤見展彦さんにインタビュー!明るい怪談師を目指したい!(2ページ目)

イベント インタビュー
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潜入取材
画像: 日刊Ranpo

僕の体験した話で喜んでくれる人がいる

ー「怪談王 関東大会」が終わりました。まず、今のお気持ちをお聞かせくださいー

大赤見:昨年も1位で通過させてもらいました。実は一時期、怪談から離れていましたが、昨年、(山口)敏太郎先生にチャンスを頂いて怪談王に復帰させてもらいました。(昨年の地区大会)1位通過できましたが、決勝で敗れました。今回は、その巻き返しです。

実は、昨年の怪談王の開催される少し前に新しいコンビを組む話がありました。そこで、今の相方が、「コンビ名もオカルトの方に寄せよう」という話となり、「ナナフシギ」になりました。

昨年は1位通過で調子もいい。今年はより気合入れて大会に臨みました。優勝できてよかったです。

ー怪談から離れた理由というのは?ー

大赤見:お客さんの前では怪談を5~6年ほど控えていました。理由は、精神的にも調子が悪くなり、辞めました。

そこから人生経験を経てメンタルが強くなりましたので今は問題ありません。それに僕の体験した話で喜んでくれる人がいる、それでまた怪談を語ろうという思いに至りました。

相手の聴き心地よさを意識


ー怪談語りで意識していること、気を付けていることはありますか?-

大赤見:漫才のネタ作りの台本と同じ作り方をします。実体験に基づいた話がオチになりますから、自分がお化けと出会う過程の構成は気を付けています。何回か自分でも口にしています。

(お笑いの話になりますが)漫才は耳心地が良いと聴いている側は、面白いと感じるんだと僕は思っています。そこは漫才も怪談も同じす。オチに向かっていくプロセスの中で聴き心地が良いか悪いかを意識しています。

ー流れの「波」を意識しているということでしょうか?ー

大赤見:そうですね。あと、会話のテンポも大事です。人に何かを伝える時、一番伝えたい重要な部分に向けて会話の波は作っています。

ー怪談を好きになったきっかけをうかがいます。子供時代から興味がありましたか?ー

大赤見:小学校の時から怖い話の本を見て、お楽しみ会などで女の子の前でその話をしていましたね。すると、周りから「スゴイ!」と言われたことがあります。

それから15,6歳の多感な思春期の時に様々な体験をしました。何かが見えたり、何かが聞こえたりしていました。そんな時、父親がそういった不思議なことに対して解説をしてくれました。

「今のは大丈夫だ」「ここは危ないから行くな」みたいなことをいろいろと聞かされていました。その情報を元に生活をしていましたが、(自分の怪談話にあるように)結構危険な目に遭ったりしていましたね。

怪談を好きになったきっかけというよりも、そうした環境にいたわけです。それと血筋もあります。今は幽霊を見てもそんなに怖くありませんよ。「あっいるな!」という気配を感じるぐらいです。

余談ですが、今は霊体験もそれほどありません。心霊関係の仕事が来たとき、父親から「変に考えるなよ。仕事と思ってやれ」と言われたことがあります。それが僕の中にあるからそう感じるのかもしれませんね。

明るい怪談師を目指す

ー今後の怪談活動についてお聞かせくださいー

大赤見:この数年間、同じ方々が怪談界を盛り上げてきました。おかげでその門戸は広がりつつあります。ここからオカルトをメジャーにするには、多少なりともイケイケなタイプも必要じゃないかと思っています。

僕が、雰囲気の明るい怪談師として頑張っていきたいです。もちろん、話す怪談は重いですけどね。

ー最後に、決勝大会に向けての意気込みを願いしますー

大赤見:(山口)敏太郎先生も会場で仰っていましたが、関西勢は怪談界の化け物たちが大勢います。それを退治したい。

ライブは別にして、大きい何かイベントで優勝したことがないので、チャンピオンを狙いに行きたいなと思っています。

ー本日はありがとうございましたー

大赤見:ありがとうございました。
 

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