「お前も死ねばいいのに、事故で死んでしまえ!!」川奈まり子がラジオで語った怪談!!(2ページ目)

ラジオ 川奈まり子 茶屋町怪談
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芸能人の怖い話
画像: d26b73 on flickr

謎の浴衣姿の女性たち


出典:浴衣ブログ

霊園内には、周囲をぐるっとまわれる環状道路と彼らが歩くまっすぐな道が交差する地点に公衆トイレがありました。休憩がてら仲間の女子たちがトイレに入り、他の仲間たちは外で待っていました。

するとそこに、浴衣を着た2人の女性が現れます。1人は40代の年配の方で、もう1人は20歳にも満たない美しい女性でした。男たちが呆気に取られていると、年配の方から話しかけてきました。

聞けば彼女たちは道に迷ったと言います。彼らは、幽霊が出る無縁仏の墓に向かっていると説明をします。2人の女性はその話に興味を持ち出します。
しばらくして、トイレから戻ってきた者たちは浴衣姿の2人を不思議に思います。祭りがあるわけでもないのに深夜、霊園に女性2人だけいるのはおかしいと思ったのです。

唖然としていると、浴衣姿の女性たちがすっと手を挙げて公衆トイレの方を指差します。
「あれ、なんでしょうねか……」

皆が視線を公衆トイレに向けると、そこにはもやもやもやとした真っ黒な煙が現れていました。それは、2人の人間の姿で、目も鼻もない表情でこちらに向かって手招きしてきたのです。

驚いた彼らは一目散にバイクのある門まで走ります。ヨシキさんは門まで辿り着きましたが、そこにはもう先ほどの浴衣を着た女性たちはいませんでした。

お前も死ねばいいのに!!

急いで帰ろうとするヨシキさんたちでしたが、ここで仲間の1人のタムラが、自分の彼女を後ろに乗せたまま、霊園の環状道路をグルグルと回り始めたのです。

ヨシキさんは、暴走するタムラのバイクの前に回り込み、無理やり停めさせます。大事故になりかねない行動に激怒した2人はつかみ合いの喧嘩となりますが、すぐに仲間が仲裁に入ります。

その後、いつものコンビニの駐車場に向かい、ヨシキさんがトイレに入っている間、タムラはバイクに乗って走り去っていきました。

翌日、タムラの姿はありませんでした。何度連絡しても返事はありません。気になって彼の実家を訪れるもそこには誰もいません。

仲間の話では、タムラがバイクで走り去る際、後部座席には知らない女性が乗っていたと言います。それはタムラの彼女でもなければ、霊園で出会った浴衣姿の女性のひとりでもありませんでした。

おかしいと思ったヨシキさんは、その夜もう一度タムラの家に向かいます。今度はタムラの母親が出てきますが、そこにいつもの優しい姿はありませんでした。血の気の無い真っ青な顔で、黒い服を着ていました。

「アンタ、それ乗ってきたの」

タムラの母親がバイクを指します。ヨシキさんが答えると、母親は怒鳴るように、

「お前たちのせいで……お前も死ねばいいのに……事故で死んでしまえ!帰れ!!」

ヨシキさんは言葉も出ず、慌ててバイクに乗って帰りました。

後日ヨシキさんは、タムラが猛スピードで中央分離帯にぶつかって全身を強く打って死んたことを聞かされました。

新たな犠牲者


出典:wikiwand

3年後、水商売を転々としていたヨシキさんは、店で働くキャバ嬢からある話を聞かされます。その子はしばらく店を休んでいましたが、久々に店に出ると、だいぶ痩せ細っていました。

キャバ嬢は、車の中に彼女と男性が写った画像を見せます。そこには、見覚えのある顔が映っていました。

「これは千葉のある霊園に肝試しに行った時の写真です。この後、彼は心臓麻痺で死んだんです」

そのショックからキャバ嬢は休んでいたと言います。

その霊園は、少年時代のヨシキさんたちが、深夜に潜り込んだ霊園でした。そしてその画像には、2人の顔に被さるように、あの日のタムラの般若のような恐ろしい母親が写っていたのです。

ヨシキさんは、そろそろタムラの命日だと気が付きました。

参考サイト:
YouTube

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