中山市朗がラジオで語った怪談!!たった一言が悲劇の引き金だった!!

ラジオ 中山市郎 茶屋町怪談
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芸能人の怖い話
画像: Austin Pena on flickr
中山市朗さんは怪異蒐集家、オカルト研究家ばかりでなく、映像や放送、作家、演出家、など多岐に渡って活動の幅を広げています。ラジオや舞台などでは、その博学ぶりを発揮し、怪談を披露しています。

今回は、2019年7月14日にOAされたMBSラジオのホラー番組『北野誠の茶屋町怪談2019』で中山市朗さんが語った救命救急センターの怪談を紹介します。

救命救急センターに担ぎ込まれた親子

出典:Chris Yarzab

医者のAさんが新人時代に体験したお話です。

総合病院の救命救急センターに勤めていたAさんに、ある日119から連絡が入ります。交通外傷の患者を受け入れてほしいというものでした。女性は数か所を骨折していましたが、命には別状ありません。しかし、一緒にいた彼女の赤ちゃんは死亡しているという内容でした。

救急車が到着すると、Aさんは母親に絶えず声を掛け続けます。新人の医師は患者の意識が落ちないように話続けるのが仕事です。意識はあるものの、一点を見つめたまま動かず、話しかけても反応はありません。

時たま彼女の唇が少し動くだけでした。それは子守歌のような歌を口ずさんでいました。

「可愛い……可愛い○○ちゃん……可愛い……可愛い○○ちゃん」

それは亡くなった赤ちゃんの名前を呼んでいたのです。

救急隊員たちの話によると、事故は車の衝突事故だったことがわかりました。父親が車を運転し、助席に母親が座っていました。二人ともシートベルトをしていましたが、赤ちゃんだけは母親の膝の上に抱かれた状態でした。

車が右折する時に猛スピードで突進してきた車と衝突し、車は横転します。その衝撃で赤ちゃんは母親の手から離れてフロントガラスをぶち破って道路に叩きつけられたのです。赤ちゃんは即死で亡くなりました。父親は警察の事情聴取を受け、母親は骨折だけで大事には至りませんでした。

母親は自分の手から赤ちゃんが離れて亡くなるまでの状況を知っています。意識があっても放心状態なのは、赤ちゃんの死に強いショックを受けているからでしょう。

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