就職内定率に騙されるな!!数字のトリックと就活ルールのこれから!!

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トリビア
画像: Steve wilson on flickr

就職内定率は本当に正確か!?

2019年7月1日時点の就職内定率は、85.1%(就職みらい研究所「就職プロセス調査」の調査結果)と出ます。これは前年同月に比べて3.3ポイント上がっています。また、就職志望者に限らず、大学生の進路確定率は、71.3%です。

この調査結果から、近年の就職率は上がっているように思われます。

しかし、この調査方法をよく見ると、インターネット調査であり、調査対象は、2020年卒業予定の大学生・大学院生に対して、「リクナビ2020」に6395人が答えたにすぎません。

これは、調査モニターに登録して答えた献身的な学生のみを対象にした調査結果です。たった6395人のアンケート結果で、この数値を信用していいものか疑問です。(集計方法は、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照したウェイトバック集計)

調査結果は大学の偏差値やブランドによっても差があるかもしれません。加えて、他の方法で企業を探している人や、公務員試験に取り組んでいる人などもいることでしょう。そうした対象はデータには反映されません。

この調査結果を鵜呑みすれば、まだ内定を貰っていない学生は焦りを感じてしまうかもしれません。良き人材を確保したい企業にとってはメリットではありますが、学生には不安の種にしかなりません。

マスメディアの多くも、この数値を報道しているため、信ぴょう性があると誤認してしまう学生もいるでしょう。しかし、7月時点で7割超の学生が内定を貰っているとは、考え難い話ではないでしょうか。

企業が行った調査に対しては、その方法をしっかり確認したうえで、自分の頭で情報の正確性を判断しましょう。

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