Ranpoに寄せられた実話怪談!異世界の扉はすぐ私たちの身近にある!?

実話怪談
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本当にあった怖い話
画像: darkday on flickr
日刊Ranpoを愛読するユーザーから、たびたび怪奇現象や心霊体験談を投稿くださいます。

今回の「本当にあった怖い話」でも、ユーザーの方が実際に体験された話をご紹介いたしますが、これは怪奇現象とも心霊とも違い、日常から少しズレた世界に迷い込んだ不思議な体験をされたユーザーのお話です。

瞬間移動

出典:cloudflare

ある夜、Aさんは友人と2人でN県M市でドライブを楽しんでいました。国道の道を走っていましたが、いつもは閑散としているはずの国道が、なぜかその日に限って大変混雑していました。

帰宅ラッシュにしては遅く、この先にイベントが催されているわけでもありません。不思議に思ったAさんは、ふと時計を確認します。時間は、19時12分――。

時間を確認した瞬間でした。Aさんと友人の目の前に強い光が、窓ガラスに覆いかぶさります。Aさんが事態を把握する間もなく、気づいた時にはS市の農道に車ごと移動していました。

Aさんと友人は唖然とするばかりでした。2人がいたM市から隣のS市まで、約20キロ以上の距離があります。Aさんが時計を確認すると、時間は19時14分――。

謎の光に包まれ、M市からS市まで移動したのがたった2分間。そんなわずかな時間で辿り着くなど不可能です。しかも、2人の乗った車は渋滞にはまって身動きができない状態でした。

状況が呑み込めない2人はその場に立ち尽くすしかありませんでした。

謎のコンビニ店員

出典:chinadaily

一瞬の光に包まれてS市に移動してしまったAさんと友人は、何が起きたのか全く分からず、パニックに陥っていましたが、しばらくするとそこが見慣れたS市の農道であることに気づきます。そこは、街灯もないような田んぼ道でした。

どうすることもできずにいた2人は、とりあえず大きい道を目指して走り出します。すると、一番初めに目についたコンビニの駐車場に車を停めました。

Aさんは状況を確認しようと店に入ります。店内には、女性の店員がレジに20代と思われる男性が週刊誌を立ち読みしていました。

Aさんは店に入るとすぐに新聞の日付を確認します。そこには間違いなくその日の日付が記されていました。日付をまたいでS市に来たわけではなく、本当に瞬間的に移動したのがこれでわかりました。

しかし、どうやって自分たちが移動したのかわかりませんでした。しばらくそこに立ち尽くしていると初老のご夫婦が入店してきました。常連さんらしくご夫婦で店員さんと談笑したりしている姿を見ているうちに、Aさんたちは少しずつ落ち着きを取り戻してきます。

2人は飲み物を買うためレジに向かいます。女性の店員はコンビニの制服の下に紫色のロンTを着ており、腕には可愛らしい数珠を二個つけていました。

ふと、Aさんはこの状況に何か違和感のようなものを覚え目に映る全てをしっかりと見ておこうと思いました。

自分たちの番となるとその女性店員が対応します。その当たり前の一連の動きをみて普通の人間で良かったと思った瞬間、女性店員はいきなりAさんたちに声をかけてきました。

「怖い思いをされたんですね…」

と言って少し微笑んできたのです。

見た目は明らかに僕らよりかなり下の子のはずでしたが、妙に落ち着いた中年の女性のような話し方でした。

「この辺りはたまに同じ様な体験をされる方がいるんですよ。でも良かったですね」

僕はもう怖くて仕方なくなって、その店員さんのネームプレートを見て、商品を受け取り慌てて店を出ました。猛スピードで車に乗り込み、急いで走り出しました。

Aさんと友人はあの女性店員について、“あの店員絶対におかしい”“あいつ人間じゃない”など会話した記憶があるそうで、それほど異常な雰囲気をかもしていたそうです。

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